2019.02.21
2019年1月30日(水)『かかりつけ薬剤師・薬局について』
講師:大志堂薬局 富田 勝司 氏
今回は太子堂で60年、お父様の代から開局されている大志堂薬局さんに講演していただきました。
「かかりつけ薬剤師・薬局」という言葉をご存知でしょうか?
自身の薬の服用歴や現在服用中のすべての薬に関する情報を一元的・継続的に把握し、薬学的管理・指導をしてくれる薬剤師のことです。認知度は41.1%。実際にかかりつけ薬剤師を持っているという人は15.6%だそうです。平成26年では68.7%だった医薬分業率も昨年は東京で78%まであがり、それとともに薬局の数も増えました。平成30年では薬剤師は約30万人、薬局数は5万9千件となり、コンビニよりも約4千件多いそうです。そんな数多くある薬局のなかで自分にとってのかかりつけ薬局を作ることは大切です。複数の医療機関から処方箋をもらった場合でも、自分の選んだ1箇所の薬局に処方箋をもっていきましょう。
かかりつけ薬局の主なメリットとしては、
①同じような薬が重複していないか、飲み合わせの悪い薬が出ていないかを確認してもらえます。
②飲み忘れや飲み残しを防ぐことが出来ます。飲みにくい錠剤を飲みやすい剤型(液剤や粉薬)へ変更してもらうこともできます。こうしたことで服用をしっかり行うことが出来ます。
③在宅医療が必要になった場合でも、薬の管理・説明を自宅にて行ってもらえます。
④ジェネリック薬品についての相談が出来ます。国も推奨しているジェネリック薬品ですが、先発品との違いが分からなかったり、迷ってしまいがちです。薬剤師に相談してジェネリック薬品を選んでもらうことも可能です。
その他にもOTC薬品の配給や健康相談なども頼れます。医療費の適正にもつながると富田さんはおっしゃっていました。
かかりつけ薬局を持つにあたって、自分の情報を伝えることも大切です。そのためにもお薬手帳は1冊にまとめて持ち歩いて行動しましょう。身近な薬局で信頼できる薬剤師を決めましょう。
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